ヒヤシンスハウス

今年の冬の寒さは厳しかったので、例年以上に春の訪れにホッとします。

週末は自然と心と身体が外へ向かいます。

建築好きの夫が前から行きたいといっていた「ヒヤシンスハウス」へ。

さいたま市にある別所沼公園の中にぽつんと建っていて、家というよりも小屋。

24歳の若さで世を去った、詩人立原道造(1914〜1939)さんのスケッチを基に建てられたもの。

内部の棚の上には立原道造さんの写真が飾られていました。

写真から感じる立原さんと家の雰囲気がほんとうによく合っていて、

彼はいま、生前未完成だったこの家に、住んでいると感じました。

いろんな建築を見てきたけれど、このヒヤシンスハウス 心惹かれる建物でした。

ハンバートハンバート ライブ@Zepp DiverCity

「僕らの音楽を聴く楽しみって、仕事に忙殺される日々の中、ふと立ち止まる時間を作り、
何かを考えるきっかけを与えてくれるところみたい。
立ち止まって空でも眺めながらふっとひと息つく、
そんな行為に近いというか、どうやらそういうものらしいと。」

以前なにかのインタビューで良成さんが言っていた…

ほんとうにそうだなぁと思う。

最近、びゅんびゅんと時間の流れが早い。
流れが早い分、ふっと立ち止まって見上げた時の空の色が何倍もきれい見える。
ライブ会場へ向かう車から見た湾岸の夜景がきらきら輝いて見える。
大好きな歌声、奏でる楽器の音が心と身体に響く。

忙しく過ぎていく日々の中、ふっと現れる贅沢なこんなひととき。
最近そんな”新しい景色”が見えてきた気がします。

触り心地

お気に入りのアイテムをご紹介。

物選びの重要なポイント、「触り心地」。
とくに肌に直接触れるものは自分にとってしっくりとくる物に辿り着くのまで長い道のりになることもしばしばです。

そんな中、LISETTE の”ヴィオレーヌ”は手放すことができないアイテム。
肌と肌が直接触れず、真夏でもさらっと過ごせます。
上質なリネン素材で、履き込むほどに、やさしく育っていってくれます。
今年も猛暑の中、ヴィオレーヌに救われました。
夏だけでなく、年間通して愛用中。

インナーにしては少し買うのを迷うお値段でしたが、買って大正解の出会いでした。
この度、もう一色追加で購入しました^ ^

<ヴィオレーヌ>

久しぶりの更新

久しぶりの更新です^^;
我が家のわんこ 今年の4月で15歳になりました。
食欲旺盛、元気です。

もう15歳だから・・・とつい甘くなって
食後のデザートに好物のさつまいもあげるようになったら
1日中 いもいもいもいも、、 と要求するようになってしまいました😓

eatrip×青葉市子

今年の3月に表参道のeatripで開催された、-sounds blow vol.7- 青葉市子 ” moon fish ” 。

建築家の田根剛さんがデザインした緑あふれるEatripの空間と青葉市子さんとの組み合わせに、飛びつくようにチケットをとりました。

ライブが始まる前の時間は、いつもアーティストの登場を待って、みんな気持ちが高ぶるもの。
店の奥から彼女が登場。
思った以上に、とてもとても小柄な身体。そして長い長い黒髪。
手には不思議な音色のウインドチャイムのような楽器を手に入ってきました。
コロン、コロロン、コロンと風の音の不思議な心地よさ。

観客の、“高ぶった空気を鎮めるように” 彼女が入ってきました。
そして鎮まった空気にぴったりと重なるように神秘的な歌がはじまりました。

これは沖縄のおまじないの歌です、と披露してくれたその中の一曲。
ぼんやり聞いていた私に、急に『自分の道をゆけっ』 という強い言葉の歌詞。
ビリっとおまじないをかけられたような瞬間でした。

途中、厨房に立つ野村ゆりさんの、トントン、ぐつぐつ、、お料理の音とにおいとのコラボレーションもありました。

彼女は私たちには見えていない自然のエネルギーを身体に取り込むことができて、私たちはそれを彼女が紡ぐ声と音を通して見させてもらえる・・・。
うまく言えないけど、そんな唯一無二のアーティストでした。

あのおまじないの言葉は、私の心の中でお守りのようになっています。

カネコアヤノ × ハンバート

渋谷O-EASTで行われるはずだったライブが延びに延びて約1年近く….
やっと先月、大好きなアーティスト、ハンバートハンバートのライブへ。

今回はカネコアヤノさんとの共演でした。

先行はカネコアヤノさん。
白いふわふわとしたワンピースを着て、スタスタスタスタと裸足で登場。

かわいい挨拶があるのかな〜との、私の想像を見事に裏切り、
1曲目からすごい熱量全開で歌いまくる彼女。

書道家が大きな筆で一筆入魂!しているのを、
かたわらで固唾をのんで見ているような感覚。
大胆だけどガラス細工のような繊細さ。
終始圧倒されっぱなしでした。

「人がいるとうれしい」
「聴いてくれてありがとう」
と、歌の合間にふた言だけ発し、
またスタスタスタ、と退場。
すごいエネルギーを持ったアーティストでした。

終わった後も彼女のエネルギーが会場のそこかしこに残り香のように充満しているのを感じました。
そして後半のハンバート。
そんな後はさぞかし演奏しにくいだろうな、と勝手に心配になって、
どきどきしながら彼らの登場を待ちました。

衣装のスカートのサイズが小さくて苦しいの、と、
いつものようなたわいもない会話からスタート。
ふんわりと、でも一瞬で、ハンバートの空気にガラッと変わりました。

途中でカネコアヤノの歌もハンバートバージョンで歌ってくれました。

私は自分にはないものを持っている人を見ると、
自信をなくしたり、自己嫌悪に陥ったりすることが多々あります。
2人の歌声が、
自分が持っているものが最高なんだよ。
同じものはひとつもないんだよ、そのままを磨いていけばいいんだよ。

そう語りかけてくれるように心に響きました。

 

 
 

ドラえもん未来デパート

先日、たまたま通りがかった
ドラえもん未来デパート IN 銀座三越。

素通り出来ずに連れて帰ってきて
しまった。
なんだろうなぁ
この笑顔の安定感。
100年先の未来もみんなを
癒してくれているんだろうなぁ。

茶道

 
お茶の知識がゼロの私。
お茶の世界って、敷居が高く感じられて、
私にはまったく縁がない世界と感じていました。

フランクロイドライト設計の明日館で、茶の湯を学べる機会に恵まれました。
椅子とテーブルで、日々の生活の中でゆったりと茶道。
初心者のための盆略クラス。

義妹から「一緒にいかが?」と誘われ、とても興味がわいて去年から通い始めることに。

日本には美しい四季があり、
自然の美しさに学び、敬意を払う。
ひとつひとつの物との出会いを愛おしむ。
人の心を大切にする心遣い。
あらためて日本という国に生まれたことに、感動しました。

フランクロイドライトの設計空間の中で、茶道を学んでいることによっても
そんな心が引き出されているのだと思います。

お作法は・・・
先生からは、「すぐに上達したら教える私たちの存在意味がなくなりますから」
とやさしいお心遣い(苦笑)。

来季も継続して楽しみに学ぼうと思います。





 

洗面所の困りごと

 
洗面所のせっけん置きの下のどろっとした水たまり。
歯ブラシ立ての下のぬめり。

洗面所まわりで苦手なところです。

いろいろ試して、調べて、最後にたどりついた方法がこれ。

せっけんはDultonのソープホルダーで、歯ブラシは磁石で吊す!

歯ブラシを買ってきたら、おしりの部分に夫に電動ドリルで穴を開けてもらって
スチールのネジをねじねじして埋め込む。
洗面所の棚の下には強力磁石を埋め込んで、磁石どうしでパチンっとつける。

Dultonのソープホルダー、我が家は浴室、キッチン、洗面所と
ぜーんぶこれにしました。
せっけんを宙に浮かせるなんて、ナイスアイデア。
せっけん側につける瓶の王冠のようなものを、外れないようにしっかりとせっけんに打ち込むのがコツ。
ホルダー側は吸盤で取り付けるので、平らな面が確保できるのが条件です。

掃除も楽だし、超快適になりました!

小さなストレスの解消を楽しみながら、
家時間を快適に、ですね。
 
<Dultonソープホルダー>
 



 

いとこの家

 
ちょうど1年前のお正月、従兄弟のT君宅へ初来訪しました。
とってもすてきなおうちでした。
愛車は何度か見たことがあったけど、ちゃんとお家?に収まっている姿、   
かわいかった〜!

お邪魔して早々に、
彼の愛犬、モモちゃんのベッドに図々しく勝手に入り込むチョコ。

1年前のことなのに、
なんだかずっーと前のことのように感じます。
同じ空間で団欒できること、それだって当たり前ではない。
コロナがなかったらそんなこと、考えもしなかったことです。




 

あけましておめでとうございます 2021

あけましておめでとうございます。

今年も1日、1日の心の質の積み重ね。
心をリセットしながら、
笑顔で終われる1年でありますように。

すてきなカサブランカのお裾分けをいただきました。
玄関がいい香りで、新春から癒されています。

そしてYouTube見ながら(^^;
おせちに初挑戦。
お重に詰めると、それなりの形になりました。
それにしてもおせちってお砂糖使う量がすごいですね・・・
 

 

 

 

愛のひみつ

CDの封を開けるときのワクワク感が
久しぶりなのに気がつきました。

最近は一曲、一曲で買うことが多い時代だけど、
やっぱり好きなアーティストのアルバムを手にした時のこの感じはいいな。

ハンバートハンバートはアルバム全曲通して
ひとつの作品になっているようでそこが魅力のひとつ。
なんだか短編小説を買う感覚にも似ている気がします。

歌詞カードの詩を先に読んでから曲を聞くと、
詩からのイメージとはちょっと想像できない感じがまたいいです。

いくら聴き込んでも飽きない、聴き込むほどに魅力が増す。
不思議なアーティスト。

栗のコーヒー煮

 
毎年秋になると楽しみにしているもの。
栗です。私の大好物。

茹でた栗を包丁で半分に切ってスプーンで食べる、という
シンプルな食べ方が一番好きです。
栗きんとんは大好きですが、
洋菓子のスイーツ加工されるとなぜか?あまり好きではないのです。
余談でした(^^;

大人になって渋川煮というものをいただいたことがあって、
食べた時の美味しさにはびっくり。
自分でもいつか挑戦してみたい、と思いつつ、
気がついたら買ってきた栗をスプーンでほじって全部食べちゃっています。。

いつも行っている八百屋さんが手作りしている、
「栗のコーヒー煮」というものを買ってみました。
これが美味しい〜!
八百屋のおじさまが手を痛めながらひとつひとつ皮を丁寧に剥いて手間をかけてつくった一品。
つくりかたはとてもシンプルそうですが、一度食べると、毎年楽しみになってしまう味です。
シロップに牛乳を入れて飲むと止まらなくなります。

「栗の皮を剥くのが大変なんだけど、
みなさんに楽しみにしている、と言われると毎年がんばっちゃうだよね」
と、おいしさの秘密のいい笑顔でした^ ^