丸亀の駅を降りると、駅前広場に面して猪熊弦一郎現代美術館がありました。
コンクリートの門の字型の建物。
上の「宇和島駅」のサインはこのとき開催されていた大竹伸朗というアーチストの作品。

 
 
入口の壁画がプリミティブでかわいらしい。
 

中は自由に撮影できました。
2階に登る階段の上がり口に透明なアクリルの円筒に封印された
わずかに黄色に染められたアクリルの下駄。
作品名は「GETA」。

 

猪熊弦一郎が小学校の頃に流された下駄を追って土器川で溺れ掛かった時に
助けてくれたおじさんに捧げるモニュメント、とのこと。
この作品が一番心に残りました。

2階は猪熊弦一郎の作品のみ。
私も本格的に彼の作品を観たのは初めてだったのですが、
なんだか子供の絵のようにもみえる無邪気な感じの作品が多かったです。
でもビジュアル的なバランスは計算し尽くされているのでしょう、きっと。

 
 
壁の一部の棚には彼が生前集めたモノたちの展示。
こちらの方が興味をそそられました。
道ばたに転がっているような瓶とかガラスのかけらとか、、
そういうなんでもないようなものに魅力を見つけ出すセンスがやはりすごい。
 
 
建築家谷口吉生さん設計の建物は、広くて明るくて、
館内全体を見渡したときの絵の配置もすばらしかった。

数時間を美術館で過ごしたあとはまた電車で高松へ。
電車を待っている間、向こう側のホームにあった「名所案内」の看板がちょっと古めかしくていい雰囲気。
 
高松への途中、坂出では瀬戸大橋が遠くに見えました。
まだ行ったことのない橋の向こうの岡山県。