自転車泥棒

 
いつも行く家の近くのレンタルビデオ屋さんは品揃えがいまいち。
なかなか観たい映画がみつからなくて、仕方なく昔の名作でも、、
とクラシック映画コーナーで「自転車泥棒」を借りました。

1943年、敗戦後のローマが舞台。
失業中の男がようやく仕事にありついたものの、商売道具の自転車を盗まれてしまう。
男は息子とともにローマの市内を犯人を捜して歩き回る。

ストーリー的にはただそれだけの淡々としたもの。
でもラストシーンは号泣してしまいました。
ただ悲しいだけではなく、この親子の将来はきっとなんとかなる、、
と明るい未来をも感じるラストシーンがなんだかよけいに泣けてしまうのです。

暗くて重〜いイメージがあったので、観たいと思いつつも先延ばしになっていた映画。
なんでもっと早く観なかったのだろう。。
久しぶりにいい映画に出会えた満足感でいっぱいになりました。
 

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