加地邸をひらく

 
建築好きの夫に連れられて、
葉山にある加地邸の見学に行ってきました。

この道を入っていったら有名な建築がほんとにあるの?
と思えるような細い路地を入っていくと、
そこに加地邸はひっそりと建っていました。
第一印象は存在感の薄さ・・・
個人的には想像していたよりも これっ?思ってしまうほどの地味さ。
それだけまわりの環境に馴染み、溶け込んでいました。

フランク・ロイド・ライトのお弟子さんだった遠藤新さんの設計で昭和3年に建てられました。
彼はフランク・ロイド・ライトが帝国ホテルを建てるときにライトの助手として働き、その後日本各地でたくさんの住宅の設計を手がけた人。
私たちは以前小樽で彼の手による別の住宅を見学したことがあります。

ツアーを案内してくれたのは、そのお孫さんの遠藤現さん。
細部にわたる説明のおかげで、建築知識の貧しい私には発見がたくさんありました。

5月のさわやかな光と風の中で、加地邸は品格のあるやさしくてとても美しい建物でした。

自分の家ももっともっと愛着をもって丁寧に住みたい、と決意したのでした。

帰りがけに近くのSUNSHINE+CLOUDで気持ちのよい空間での美味しいランチも。

 
 
< 加地邸をひらく 継承をめざして>
 
< Sunshine + Cloud >
 


 

 

 

 
 

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