デンタルフロス

 
「虫歯ってどうやってできるか知っていますか?」
5年ほど前、歯医者さんに行ったとき突然そう聞かれました。
「甘い物を食べすぎると。」
と、誰もがするような回答をしました。
答えは「NO!」。

わたしは今まで歯のトラブルに悩まされる半生を送ってきました。
(ちょっと大げさですが)
この先生に出会って、歯に対する知識がどれほど無知だったかを思い知らされました。

<虫歯になるしくみ>
ものを食べたときにそれが口の中の菌と唾液と混ざり、ねばねばした白い物となって歯の表面にべっとりと付きます。
(それがご存じ、プラークです。)
そしてその状態でさらに食べるとプラーク中の虫歯菌が酸を出し、歯の表面の硬いエナメルをとかして虫歯になるのです。

ここでまた先生から質問。
「プラークは何時間くらいでできて歯につくと思いますか?」
「6時間くらいでしょうか??」
「24時間かかります。」

<結論>
このプラークさえ取り去ってしまえば、甘いものを食べただけでは虫歯にはならない!
1日に1回プラークをしっかり取っていれば虫歯にはならないのです。
極端に言ってしまえば毎食後に歯磨きをしても、このプラークが残ってしまっていれば意味がないのです。

プラークを完璧に取り去るには歯ブラシだけでは不可能です。
先生からフロスの使い方を丁寧に指導してもらいました。
ただ歯と歯の間に入れて抜くだけではなく、歯と歯茎に間にフロスを入れ込んで歯の周りのプラークを掻き出すようにします。

それから5年間、フロスを使った歯磨きを欠かしたことはありません。
おかげであんなにトラブルが多かったわたしの歯はその後、まったくトラブルなし。

虫歯は早期発見が大切!
私も半年に1回は必ず検診に行っています。
なんだか歯医者さんの回し者みたいですが。
フロスは日本ではびっくりするほど高いので、アメリカから大量に買って帰ってきました(苦笑)。

以上、「歯の豆知識」でした(笑)。
 
 
 

 

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