「ブラザー軒」

 
山田太一の書く小説や脚本が好きです。
不思議な山田ワールドにいつも引き込まれます。
なかでも「 異人たちとの夏 」は特に好きな本。
本棚からひっぱりだしてきて久しぶりに読み返してみました。

読み返したいと思ったきっかけはハンバートハンバートのアルバムに入っていた「ブラザー軒」という曲。
もともと高田渡というフォークシンガーの曲のカバーなのですが、ボーカルの彼女の声とこの曲との組み合わせがいい。
歌詞からその情景や想いが鮮明に頭の中に浮かんできて思わず涙がこぼれます。

今の時代、どんな映像でも気軽に見ることができちゃうけど、ひとつの歌詞からここまで自分の頭の中に映像が思い浮かぶのってすごいことだな、と。

好きな本と好きな歌がつながって、なんだかうれしかった。
 
 
 
< ブラザー軒 >

(高田渡バージョンだけど、、)
 

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