3日目
 

朝、昨日のオーロラの感動の余韻を引きずりながら起き、ホテルの敷地の外はどうなっているのか興味があったので、
車で少し走って見ました。フェアバンクスの町から夜走っているときにはまったくわからなかったのですが、昼間あらためて走ってみると一面の針葉樹林。

 
 

途中見つけた川。もちろんかちかちです。
こうやって遠くから眺めると水面がブルーできれい。まさにアイスブルー。

 
 
 

おそるおそる氷の上に降りてみました。
近くで見るとブルーはそれほど感じられないけど、氷に閉じこめられた泡がぽつぽつと見えて、きれい。

 
 

ここではほとんどの人が夜のオーロラ目当てに泊まりに来るので、昼間はほんとにすることがないのです。
ということで昼間のアクティビティがいろいろ用意されていて、私たちは犬ぞり体験!というのにチャレンジ。
乗るのはもちろん生まれて初めて。

約束の時間に指定された場所に行ってみると、犬たちが10匹くらいつながれていて、 私たちが近づいていくと「おっ、きたきた。今日も走れるぞー。」という感じでみんなざわざわ、そわそわし始めました。
でもそりで走れるのは7-8匹だけらしく、犬ぞりマスターみたいな男の人が一匹ずつ順番に犬をそりに繋ぎかえ始めると、「オレは今日は走れるぞ。」「あー、選ばれなかった。。今日はお留守番かぁ。」といった感じで選ばれた犬はもうやる気満々ほえ始め、選ばれなかった犬はつながれたまま寂しそうにしているのがおもしろかった。

そりは2人乗りで私と夫が縦に前後に座って乗るタイプ。
私たちが座ったさらに後ろに、犬ぞりマスターの男の人が立って乗り、犬たちを制御する、という感じでした。
いろいろと注意事項を聞いたあと、いよいよ選ばれなかった犬たちのちょっと寂しげな目に見送られながらスタート。
さーーー、というそりが雪をかき分ける音と犬たちの息づかいのハーモニーが周り一面の雪に吸い込まれていきます。

 
 
走って10分くらいのところでいったんストップして休憩。
犬たちは走っているときはいきいきしてぎらぎらした感じなのですが、停まっているときはすごくおとなしくてひとなつっこい。

 
でも、犬ぞりマスターの人がちょっと号令みたいなものをかけると、また走る戦士、みたいにかちっとモードが切り替わります。すごい。
 
たった15分だったけど、貴重な体験ができました。
 
 

 私たちは合計2晩ここに泊まり、2晩とも天気に恵まれてオーロラを見ることができました。
(ほとんど映像に残せなかったのは残念です)
それまで3年半暮らした街も東京に比べればずっと寒い冬なのですが、ここはさらに寒い極寒の世界。
こんなアメリカもあるのだ、という体験を最後にしてこの国を後にしました。

旅の目的地を決めるとき、いつも暖かいところでのんびりしたいと思いつつなぜか寒い、それも極寒の地に惹かれてしまうのです。
そしてその神秘的な世界に魅せられてまた来たい、、と思うのでした。

だぶん私の前世は雪国の寒〜い土地の人だったような気がします(笑)。