イリノイ州シカゴに行って来ました。

シカゴの西近郊にOak Parkという小さな町があります。
ここにはアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトのかつての仕事場と彼の手による住宅があり、それを見るための1泊2日の旅。
ニュージャージーから飛行機で1時間ちょっと、シカゴのオヘア空港からレンタカーで1時間くらいでOak Parkへ。
アメリカの典型的な郊外住宅街といった雰囲気のきれいな町でした。
 
 ライトの自宅兼スタジオです。ライト自身が設計、20年間家族と共に暮らしたのだそうです。
(撮影は外観のみ許可されていたので、内部の写真はありません)
ツアーに参加しないと内部もみられないので、さっそく申し込み。
 
   
 
   
家の周りをぶらぶらして、ツアーの時間が来るのを待ちました。
この家はライトの建築家人生の中でも比較的初期に建てられたものらしく、デザイン的にもかなりクラシックな印象を受けました。
 
 

内部はこの前見た落水荘でも感じたことですが、
適度にこじんまりしていて落ち着く空間。
また、ライトが設計図を引いていたであろうスタジオはけっこう暗くて、
こんな暗いところで仕事してたの?という感じ。
それとは対照的に2階にある子供の遊戯室は、高い高い天井の広々した空間。
窓も広く採ってあって、こんなところで育った子供たち、うらやましい。
 
 

ライトの自邸のあとは周辺に散在している他の作品をぶらぶら見て歩きました。
彼の自邸からほんの数ブロックの間に彼の作品がたくさん建っています。
これらの住宅はほとんどが個人の所有物なので、内部を見ることはできませんが、外から眺めるだけでも一目で彼の作品、とわかります。

まだ3月、とあって外を歩くのは寒くてつらかったですが、葉っぱの落ちた木のシックな感じと家のデザインがマッチしていたのが印象的でした。

 
 
   
こうした家々はさすがに今でもきちんとメンテナンスされて、普通に人が住んでいます。
家のオーナーも歴史的価値の高さを知っていて、私のような一介の観光客が見たり写真を撮っていても許容してくれている雰囲気はさすがです。
オーナーの中には建築ファンの強い要望に応えて、年に1回の見学会を催している家もあるそうです。
歴史的建造物を所有する、ということと、それを見たいという見学者に理解があるなと感じました。


ライト建築のあちこちに見られる幾何学的なステンドグラス。
 
プレーリー(大草原)スタイルという横に長く水平ラインを強調したライト独特のデザイン。
1909年までの20年間、彼はこの街に教会や住宅など27もの建築を設計したそうです。
そのほとんどが今もこうしてごくごく普通に生活にとけ込んで残されている町、Oak Parkはライトの建築テーマパークのような町だと思いました。

 
 
ライトの建築たちを見て歩いていると小さな公園があって、そこはなんとリスの楽園!
写真では全部写っていないですけど、全部で2-30匹のリスが枯れ葉の中をかさかさ駆け回っていました。
 
 
リスとの2ショット。
ちゃんとカメラの方を向いてますね。
 
   

 
 

Oak Parkを歩き回ったあとは、今晩泊まるダウンタウンのホテルへ。
ホテルの近くではグリーンにライトアップされた古いビルがおもしろかったです。
これはリグリー・ビルディングといって、1920年代に建設されたチューインガムの会社リグリーの本社ビルです。グリーンのライティングがすごく印象的ですが、リグリーのガムの包み紙はこんなライトグリーンなので、その包み紙の色から来ているのでしょう。

 
そしてシカゴと言えばステーキ!
ということで夕食はダウンタウンの有名なステーキ屋さんでおいしいステーキを楽しむことができました。